マシュマロのような絵本
最後のところがややお説教くさくもあるのだが
天使をはじめとした、この上なくキュートな絵柄と
誰にでもある、胸がちくりとする
小さな想い出を詰め込んだ
マシュマロのような絵本である。
小学生の女の子ならば、
きっと誰かに薦めたくなる佳品である。
本嫌いの小学校高学年に
文字がいっぱいの本が苦手で、
でも幼稚な絵本は面白くない!という
わがままな小学校高学年女子をお持ちでお悩みの方に。
字は少ないけれど、奥深くて、かっわいい。
小学校の図書室にリクエストして入れてもらったところ
女の子に大人気でした?♪
4才の子が夢中に!
小3の息子が学校の図書館から借りてきました。淡いピンク色の、かわいらしい表紙、1ページに物足りないほどの字数に、最初はちょっと、ん??と
いう感じでしたが、けっこう奥が深い。小学校低学年から中学年くらいの子には、痛いほどわかりそうな、同級生の子との関係。声をかけたいけどかけられないというもどかしさ。ああ、こんなことあったよなあ・・・と、二十数年ほど前の小学生時代のことを、懐かしく思い出しました。
そして、主人公のお話を聞くと、おなかいっぱいになるという天使。自分のことでいっぱいいっぱいになってしまって、お話を聞かせるのを何日も忘れてしまい、天使がぐったりしてしまうというエピソードも、なんとなく、親子関係にもおきかえられるかなあと思い、身につまされる思いでした。
やはり、年長さんから小学校中学年くらいまでの子向けかなあという感じですが、うちの下の子、4歳の女の子も夢中になり、とうとう天使のマスコットまで作らされるはめに。1日に3回は「読んで」とせがみます。
確かに、ちょっと難しいけど、温かい読後感は、小さい子にも伝わるのでしょうね。とてもすてきな本です。
私の近くにも天使がいる?
もし、天使がいるなら。 そして、天使が一緒にいてくれるなら。 どんなに心強いか・・・食事は言葉なのです。 今日あったことを話すことが良いのです。 でも、話すのもいやになってしまうと・・・ 天使も病気になってしまいます。 心に正直に。 裏切ることなく私なりに。 そんな風に生きていきましょう。 そうすれば、天使も一緒にいられるのですから。 (私も天使を飼いたいな)
視点が面白い、変わった天使
字と絵で進んでいきますが、少し話が長めなのと小学生の女の子が主人公で友達との悩み・自分との対峙を描いているためか5歳くらいからのお子さん向きかなと思います。 悩みと対峙…なんというと難しく聞こえると思いますが、 『仲良くなりたいあの友達に素直に声が掛けられない』 『自分に嘘をついたままで、なんとなくモヤモヤが胸から取れない』 ”あの時”の気持ち…です。 主人公は自分で悩んで解決していくのですが、天使がいい隠し味になっています。 もう一つ、天使が他のペットと同じに飼うのに手間が掛かったり思い通りにならないなんて言う飼い主の愚痴も入っているのが面白かったです。
理論社
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